【推薦図書】『美術の教育 多様で寛容な「私」であるために』
大坪 圭輔/著
武蔵野美術大学出版局/刊
定価2,700円(税別)
現代のテーマとなって久しいダイバーシティ(多様性)。人種、文化に端を発したこの問題は、近年、教育界にも波及している。本書では教育における「美術」の意義を分かりやすく紹介。
「美術が苦手な人」「才能論」「行動としての鑑賞」「美術の学びが必要な時代」「美術教師の仕事」「個性の教育」「道具と手仕事思考」「世界は形と色でできている」「児童画、アートとして教育として」……
半生を美術教育に捧げた著者が贈る現代美術教育の提言書。